O脚とは
両脚の足首を付けた状態で膝の間が広がる脚を言います。
X脚とは
両脚を付けた状態で足首の内側とくるぶしの間に隙間ができる状態を言います。
小児の場合、2歳前後のO脚は正常です。新生児は胎内にいる時、子宮内空間の制約により脚を若干曲げた状態で出生を迎えるため、満2歳までは正常な状態でもO脚になっています。その後、満3歳にもなればX脚に変化し、満6~8歳を迎えれば真っ直ぐな脚になります。大部分の子どもたちは問題がないのですが、一部の子どもの中には一目でわかるほどのO脚やX脚になってしまう場合もあります。
O脚
・足首を付けた状態で両膝の距離が5㎝を超える場合、
病的O脚とみなし治療が必要となります。
・6ヶ月の間で両脚の距離が著しく広がった場合
( 普通1㎝以上広がる )
・6歳以降もはっきりとO脚に見える場合
X脚
・膝を付けた状態で足首の距離が5㎝を超える場合、
病的X脚とみなし治療が必要となります。
・6ヶ月の間で足首の距離が著しく広がった場合
( 普通1㎝以上広がる )
・6歳以降もはっきりとX脚に見える場合。