内股歩き/内股歩行

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内股歩き/内股歩行

内股歩行とは?


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正常な歩行は正面から見た時、足がまっすぐ前を向くか、若干外側を向いています。 しかしながら、足先が内側を向いて歩いていたら「内股歩き」、足先が度を越して外側を向いていたら 「外股歩き」の疑いがあります。特に内股は脚を構成する3つの部分、 即ち太もも・すね・足のうち一つ以上に変形が生じているために足が内側を向きます。

内股歩行の原因

内股は一つの症状であるので正確な原因を探し、治療しなければなりません。
風邪を引いた時に単純に熱を下げる解熱剤を使用するのではなく、原因をみつけることが重要であるように、内股の症状を確認して治療することが重要です。
内股は回転変形から生じるのでX線では確認できず、必ず大腿骨、脛骨、足部をそれぞれ分けて確認しなければなりません。

内股を起こす三つの要因

1.大腿骨内旋 [詳細を見る]
大腿骨が外側に比べて内側によく回旋する状態。 足首を掴んで外側に力を加えても外側にはちょっとしか回らないが、写真のように左右の膝が向き合うくらい内側にはよく回ります。
1.大腿骨内回転
2.脛骨内捻転[詳細を見る]
膝が正面を向いている状態で脛骨と足首が内側に捻じれた状態。 写真のように脛骨が内側に回転されて、外側のくるぶしはよく見えるが、内側のくるぶしはよく見えません。
2.脛骨内捻転
3.中足骨内転[詳細を見る]

本来であれば足の後ろの中央線を延長した線が2、3番目の足指の間を通っていますが中足骨内転の場合、写真のように足の後ろの中央線を延長した線が4,5番目の足指の間を通っています。

3.中足骨内転

内股歩行の予防法

正座をしたりW姿勢で座る場合、内股になり内股歩行をすることになります。
食事は、食卓で!読書やおもちゃ遊びは机で!普段からいすに座る習慣が重要です。

特に生後7ヶ月になると、子どもは座り始めますが、この時期にW姿勢や正しくない正座をするようになると幼児の場合、
骨が柔軟なため、脛骨が曲がって内股歩行をすることになります。
この時期を過ぎると、習慣化した姿勢は直しにくいだけでなく、悪い姿勢で曲がった脛骨が自然に治癒されにくいので特別な注意が必要です。

内股歩行の問題点

  1. 歩くときに自分の足にひっかかり転ぶことがあります。
  2. 扁平足になる可能性があります。
  3. 変形性関節症の危険性が高くなります。
  4. 成長障害を起こす可能性があります。

外股歩行とは?

歩行時に軽く足先は外側を向いているのが正常ですが、過剰に外側に向いている状態を外股歩きといいます。 6歳を過ぎても外股歩きが続いている場合は筋骨格の構造に問題がある可能性があります。

外股歩行の原因

外股歩行の原因

  1. 太ももの骨自体が外側に捻じれていたり、あぐらをかいたり、脚を組んだりする姿勢の習慣の為に股関節における大腿骨の外旋が内旋に比べて大きい場合
  2. すねの骨が外側に捻じれている場合
  3. 柔軟性扁平足が重度の場合
  4. ふくらはぎの筋肉が非常に硬い為に起こるつま先歩きがある場合

外股歩きの問題点

  1. 成人になった時に変形性関節炎になる危険性が高い。
  2. 骨盤のゆがみから幼少期より側弯症になりやすい。
  3. 年を重ねると腰部の筋骨格系の痛みを誘発する。

つま先歩き(尖足)とは?

つま先で歩くことを言います。 つま先で歩く習慣を持ち、足首を曲げた時に脚がすねの方に近づくことが制限されることをいいます。 2歳以後にも持続的に歩いているなら専門家の診療を受けるのが望ましいです。

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歩く時、つま先で歩く歩行習慣を言います。2歳以後にも持続的に歩いているなら、専門家の診療を受けるのが望ましいです。

つま先歩きの原因

つま先歩き(尖足)は以下の3つの原因が考えられます。

つま先歩きの原因

  1. 1.神経や筋肉は正常だがつま先歩きを習慣的に行っている。
  2. 2.ふくらはぎの筋肉が先天的に短くてピンと張っている。
  3. 3.脳性麻痺によるふくらはぎの筋肉の痙攣性麻痺による。
    ※特に 『 1 』の原因によっておこる場合が大半です。

つま先歩き(アキレス腱硬直)の診断

1.角度
尖足は仰向けになってつま先を脚の方に背屈させた時、その角度が正常(成人の場合10度以上)に比べて減少することになります。
1.角度
2.座っている姿
両足をまっすぐに向けてかかとを地面につけた状態でしゃがむことができません。これはアキレス腱が硬くなっているために現れる現象です。
1.角度

つま先歩き(尖足)の問題点

  1. ふくらはぎが固まって、長時間歩くと疲れやすくて引きつることがあります。
  2. 衝撃吸収がうまくできなくて、足に痛みを起こすことがあります。
  3. 歩行が不安定です。
  4. 骨盤が歪んだり、腰痛が生じる危険性があります。

つま先歩きの靴底と中敷きの特徴

【つま先歩きの靴底と中敷きの特徴】